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Cleer Arc 4+は輸入する価値あり?国内モデルとの現実的な比較検討

👤 いわぶち 📅 2026-01-03 ⭐ 4.5点 ⏱️ 15m
Cleer Arc 4+は輸入する価値あり?国内モデルとの現実的な比較検討

ポッドキャスト

🎙️ 音声: ずんだもん / 春日部つむぎ(VOICEVOX)

📌 1分で分かる記事要約

  • Arc 4+は2026年1月US独占発売の廉価オープンイヤー:Bluetooth 5.4、LDAC、IPX7防水、空間オーディオ搭載で、スペック上は魅力的
  • 輸入総額は実質25,000~35,000円:US$129.99+送料+関税で、国内ARC 3(15,000~20,000円)より高額化。コスパ優位性なし
  • 進化は限定的:ARC 3比でBluetooth 5.4・IPX7強化が主だが、バッテリーはむしろ劣化(7h vs 10h)。空間オーディオはARC 3も搭載済み
  • レビューが存在しない:発売直後のため実機評価データなし。ARC 3の評価から推測するしかない
  • 「合う人・合わない人」が明確に二分:オープンイヤー音質派・テレワーク重視なら合う。音漏れ嫌い・低音重視なら不向き

📝 結論

Cleer Arc 4+の輸入は、ピンクカラーや最新BT5.4にこだわる限定的なユーザー向けです。スペック面ではARC 3で9割満足可能であり、リスク(関税・保証なし・レビュー未出)を避けたいなら国内モデルで十分。発売直後で流行の兆候がないため、様子見推奨です。


なぜCleer Arc 4+が注目されているのか

2026年1月、Watchmonoなどのオーディオブログで「Cleer ARC 4(PLUS)」という海外新製品が紹介され、検索エンジンで目立つようになりました。廉価版オープンイヤーでありながらBluetooth 5.4、LDAC対応、IPX7防水、空間オーディオといった高機能を搭載し、US公式で$129.99という価格設定が目を引きます。

しかし、国内未発売のため輸入が必須であり、実際のユーザーレビューがまだ存在しません。発売直後(本記事執筆時点)の新製品であるため、「本当に輸入する価値があるのか」という疑問が自然に湧きます。ブログの情報だけで判断するのは危険です。ここでは、スペック・価格・ユーザーニーズの観点から、冷静に検討していきましょう。


Cleer Arc 4+の詳細スペック

まず、Arc 4+の正体を明確にしましょう。これはCleerのARCシリーズ内で最も廉価な位置づけのモデルです。

主要スペック一覧

項目仕様
型式イヤーフック型オープンイヤー完全ワイヤレスイヤホン
ドライバー16.2mm径ダイナミック型(DBE低音強化)
Bluetooth5.4対応
対応コーデックLDAC / aptX Adaptive / AAC / SBC / LC3
連続再生時間約7時間(本体のみ)
総再生時間ケース併用で最大34時間
充電時間約2時間
防水性能IPX7(水洗い可能)
重量片耳約10.8g
空間オーディオDolby Atmos / THX認定(PLUSモデル限定)
アプリ対応Cleer+(EQ/設定カスタマイズ可能)

無印版との違い

Arc 4には「無印版」($99.99)と「PLUS版」($129.99)の2種類があります。主な違いは空間オーディオの仕様です。

項目ARC 4(無印)ARC 4 PLUS
価格$99.99$129.99
空間オーディオDolby Audio / THX認定Dolby Atmos / THX認定
その他スペック共通共通

実質的な差異:空間オーディオの音場表現が異なります。Dolby Atmosはより立体的な音響体験を提供しますが、オープンイヤー型という装着形式の制約があるため、密閉型イヤホンほどの差は期待できません。


ARC 3との詳細比較:進化は限定的

Arc 4+を検討する際、最も重要な比較対象は国内で既に発売されているARC 3です。実際のところ、進化はそこまで大きくありません。

スペック比較表

項目ARC 4 PLUSARC 3初代ARC
Bluetooth5.45.45.0
コーデックLDAC / aptX Adaptive 他LDAC / aptX Adaptive 他aptX
防水IPX7IPX5~6相当IPX4
空間オーディオDolby Atmos / THXDolby Atmos / THXなし
連続再生7時間10時間7時間
ケース併用34時間40時間11時間
重量10.8g12g不明
ドライバー16.2mm DBE同等推定同等推定

進化点の詳細解説

Bluetooth 5.4への進化:ARC 3も5.4対応のため、実質的な差はありません。安定性向上を謳う製品もありますが、実装の詳細に依存します。

IPX7への強化:ARC 3がIPX5~6相当であるのに対し、Arc 4+はIPX7(水洗い可能)です。スポーツやシャワー時の使用を想定すれば、この強化は意味があります。

バッテリーの実質的な劣化:注目すべき点は、Arc 4+のバッテリーはARC 3より短いということです。ARC 3が10時間+ケース40時間なのに対し、Arc 4+は7時間+ケース34時間。総容量でARC 3が優位です。

空間オーディオは既に搭載:ARC 3もDolby Atmosを搭載しており、この点での進化はありません。


輸入総額の現実的な計算

Arc 4+を日本で購入するには、輸入が必須です。実際の総額がいくらになるか、正確に計算してみましょう。

費用内訳

項目概算額
US公式価格(PLUS)$129.99 ≈ ¥19,000
送料(転送サービス経由)$20~40 ≈ ¥3,000~6,000
関税(1万円超は課税対象)10~20% ≈ ¥2,000~4,000
転送手数料¥1,000~2,000
合計¥25,000~35,000

国内モデルとの価格比較

モデル価格帯入手性
ARC 4 PLUS(輸入)¥25,000~35,000Amazon US→転送サービス
ARC 3(国内)¥15,000~20,000Amazon / e☆イヤホン / 価格.com
初代ARC(国内)¥20,000~24,000市場在庫あり

重要な気づき:Arc 4+を輸入すると、国内ARC 3より5,000~15,000円高いことになります。スペック上の進化が限定的であることを考えると、この価格差は正当化しにくいのです。


ARC 3のユーザーレビューから見える「実態」

Arc 4+はまだレビューが存在しないため、上位モデルであるARC 3のレビューから、オープンイヤー型Cleerの実態を推測する必要があります。

高評価の傾向

音質面での好評

  • 「ARC 3は低音が出ていてクリア。Dolby Atmosで臨場感が抜群」
  • 「LDACで解像度が高く、ボーカルが豊か。ARC 2より情報量が底上げされている」
  • 「オープンイヤーとは思えない広がりと立体感。ハイハットが明瞭でライブ感がある」

テレワーク・通話での優位性

  • 「マイク性能が優秀。街歩きや複数人の部屋でも周囲音を拾わず、自分の声のみクリア」
  • 「会議で音がしっかり聞こえ、PCのボリュームを半分にできる」
  • 「部下のマイクより優秀」という評価も

装着感・快適性

  • 「3~4時間つけっぱなしでも耳が痛くならない。メガネ併用もOK」
  • 「軽やかで長時間装着に向いている」

ゲーム・低遅延

  • 「低遅延(29ms)でFPS・音ゲーに対応。方向性も良好」
  • 「RPGのBGMがきれいに聞こえる」

低評価・懸念点

オープンイヤー特有の弱点

  • 「音漏れがある。周囲に音が聞こえてしまう」
  • 「外音遮断は1~2/5。周囲音を積極的に聞こえさせるため、プライベートな音楽鑑賞には向かない」
  • 「低音が控えめ。ハデな音を求める人には物足りない」

接続・携帯性の問題

  • 「LDAC時に切れやすい」という報告(ただし個体差あり)
  • 「ケース携帯性がイマイチ。ドライバー部分がブラブラする」

価格.comでの評価例

  • 満足度:4~5/5
  • 高音・低音:5/5
  • フィット感:4~5/5
  • 外音遮断・音漏れ:1~2/5(オープン型特性のため低評価が自然)

「合う人」「合わない人」の明確な判定基準

ARC 3のレビューを分析すると、このシリーズが向く人と向かない人が非常に明確に分かれることがわかります。Arc 4+も同じCleer設計思想を継承するため、以下の判定基準が参考になります。

Arc 4+に「合う人」

1. オープンイヤー音質を理解している人

  • 周囲音が聞こえることを「機能」と捉えられる
  • 低音控えめでクリアな音を好む
  • Dolby AtmosやLDAC対応の高音質を活かしたい

2. テレワーク・通話が多い人

  • マイク性能の高さが実務的なメリット
  • 周囲音を聞きながら仕事できる環境を活かしたい
  • 長時間装着の快適性が必須

3. スポーツ・アクティブ用途

  • IPX7防水で汗や雨に強い(Arc 4+の強み)
  • 軽量で長時間装着可能
  • 周囲音が聞こえることで安全性が向上

4. ゲーマー(特にFPS / リズムゲーム)

  • 低遅延(29ms)が活躍
  • 方向性の認識が重要
  • 立体音響を活かしたい

Arc 4+に「合わない人」

1. 音漏れを気にする人

  • 図書館や電車での使用が多い
  • 周囲への音漏れが許容できない
  • プライベートな音楽環境を求める

2. 低音重視の人

  • 低音がパンチ力のあるイヤホンを好む
  • オープンイヤーの低音控えめ設計が不満
  • ベース音やドラムの響きを重視

3. ノイズキャンセル・高機能特化

  • Arc 4+にはANCなし
  • 完全な遮音環境が必須
  • 最高機能を求める人には物足りない

4. ケース携帯性を重視

  • ARC 3のレビューでケース携帯性が課題
  • コンパクトさを求める
  • 持ち運びの利便性が最優先

発売直後で「流行していない」という現実

ここで重要な指摘があります。Arc 4+は輸入流行の兆候がありません

流行していない根拠

メディア情報の限定性

  • Watchmonoなどのオーディオブログでスペック紹介はあるが、実機レビューはなし
  • 公式情報の転載に過ぎない

ユーザー購入例の不在

  • Amazon US、YouTube、価格.comでユーザーレビューなし
  • 発売から数日のため、購入者がまだ少ないと推定

国内情報の欠落

  • Cleer公式サイトはARC / ARC 3中心
  • 価格.comランキングに登場していない
  • 輸入ブームの兆候がない

類似製品との比較

  • オープンイヤー市場ではShokz(骨伝導)やARC 3が主流
  • 輸入熱はEarfun Air Pro 4など他モデルに向かう傾向
  • Arc 4+特化の流行なし

つまり、Watchmonoの記事が「先行情報」として機能しているだけで、実際の購入層はまだ形成されていないのです。


購入判断の実践的ガイド

ここまでの情報を踏まえ、実際に「Arc 4+を輸入すべきか」を判断するための実践的なガイドを提供します。

Arc 4+を輸入すべき人

ピンクカラーが絶対条件

  • 限定色を狙っている
  • 色選択の自由度を重視
  • 発売直後の購入で品切れ前に確保したい

最新Bluetooth 5.4にこだわる

  • 接続安定性を最優先
  • 技術トレンドを追いたい
  • 将来性を考慮

IPX7防水が必須条件

  • シャワー時の使用を想定
  • 激しいスポーツで水濡れ対策が必須
  • ARC 3のIPX5~6では不十分

輸入手続きが苦にならない

  • 転送サービス利用に抵抗がない
  • 関税・手数料を気にしない
  • 保証なしを受け入れられる

ARC 3で十分な人

コスパ重視

  • 5,000~15,000円の差は大きい
  • スペック上の進化が限定的
  • 国内価格15,000~20,000円は魅力的

バッテリー持ち重視

  • ARC 3の10時間+40時間は実用的
  • Arc 4+の7時間+34時間では不足
  • 終日使用を想定

即座の入手と安心が欲しい

  • 国内Amazon / e☆イヤホン / 価格.comで即購入可能
  • 国内保証・サポートが受けられる
  • レビューが豊富で判断材料が多い

オープンイヤーの基本機能で満足

  • LDAC / Dolby Atmosはすでに搭載
  • テレワークやゲームで十分機能
  • マイク性能はARC 3で高評価

現時点での推奨選択肢

シナリオ別の推奨

【シナリオ1】テレワーク・通話重視ARC 3推奨

  • マイク性能はARC 3で十分(高評価実績あり)
  • コスト削減で他の機器に投資可能
  • 国内サポート・即入手の安心

【シナリオ2】スポーツ・アクティブ用途Arc 4+検討の価値あり

  • IPX7防水の強化は実用的
  • 水濡れ環境での安心感
  • ただし、ARC 3のIPX5~6でも日常スポーツは対応可能

【シナリオ3】ゲーム・低遅延重視ARC 3推奨

  • 低遅延(29ms)はARC 3で既に実現
  • Bluetooth 5.4の差は体感できない可能性
  • バッテリー持ちはARC 3が優位

【シナリオ4】最新技術・限定色の獲得Arc 4+検討の価値あり

  • ピンクカラーはArc 4+限定
  • Bluetooth 5.4 / Dolby Atmosを新しく体験したい
  • 輸入手続きを楽しめる人向け

レビュー未出という不確実性への対処

Arc 4+を検討する際、避けられない課題があります:実機レビューが存在しないということです。

この不確実性をどう考えるか

ARC 3レビューからの推測の限界

  • ARC 3のレビューは豊富だが、Arc 4+の実装は異なる可能性
  • ドライバー・チューニングの詳細は不明
  • 実際のBluetooth 5.4実装の差が不明

早期購入のリスク

  • 初期ロットの不具合の可能性
  • ファームウェア改善が必要になる可能性
  • 返品・交換が困難(輸入品のため)

推奨スタンス

  • 3~6ヶ月待つことで、YouTubeやAmazonレビューが充実する可能性
  • 不具合情報・改善情報が出揃う
  • 実際の購入者の声を参考にできる

急ぐ理由がない限り、様子見推奨です。


まとめ:冷静な判断で後悔しない選択を

Cleer Arc 4+は、確かに魅力的なスペックを備えています。Bluetooth 5.4、LDAC、IPX7防水、空間オーディオ、そしてピンクカラーという限定要素。しかし、輸入という手間と追加コスト、実機レビューの不在、スペック上の限定的な進化を考えると、すべての人に推奨できるわけではありません。

最終的な判断基準

Arc 4+を輸入すべき人は、限定的です

  • ピンクカラーが絶対条件
  • IPX7防水が必須
  • 最新技術への投資をいとわない
  • 輸入手続きを楽しめる

一方、ARC 3で十分な人は多いはずです

  • 15,000~20,000円の価格で高性能
  • 国内即入手で安心
  • バッテリー持ちはARC 3が優位
  • テレワーク・ゲーム・音楽鑑賞で十分機能

最も重要なのは、ブログの先行情報に流されず、自分のニーズを正確に把握することです。オープンイヤー型が自分に合うのか、低音控えめな音質を受け入れられるのか、テレワークでマイク性能を活かせるのか。これらを確認した上で、コスト対効果を判断してください。

発売直後で流行の兆候がない今だからこそ、冷静に比較検討する価値があります。後悔しない選択を。

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