プッシュ通知
新記事をすぐにお知らせ
🎙️ 音声: ずんだもん / 春日部つむぎ(VOICEVOX)
Cleer Arc 4+の輸入は、ピンクカラーや最新BT5.4にこだわる限定的なユーザー向けです。スペック面ではARC 3で9割満足可能であり、リスク(関税・保証なし・レビュー未出)を避けたいなら国内モデルで十分。発売直後で流行の兆候がないため、様子見推奨です。
2026年1月、Watchmonoなどのオーディオブログで「Cleer ARC 4(PLUS)」という海外新製品が紹介され、検索エンジンで目立つようになりました。廉価版オープンイヤーでありながらBluetooth 5.4、LDAC対応、IPX7防水、空間オーディオといった高機能を搭載し、US公式で$129.99という価格設定が目を引きます。
しかし、国内未発売のため輸入が必須であり、実際のユーザーレビューがまだ存在しません。発売直後(本記事執筆時点)の新製品であるため、「本当に輸入する価値があるのか」という疑問が自然に湧きます。ブログの情報だけで判断するのは危険です。ここでは、スペック・価格・ユーザーニーズの観点から、冷静に検討していきましょう。
まず、Arc 4+の正体を明確にしましょう。これはCleerのARCシリーズ内で最も廉価な位置づけのモデルです。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 型式 | イヤーフック型オープンイヤー完全ワイヤレスイヤホン |
| ドライバー | 16.2mm径ダイナミック型(DBE低音強化) |
| Bluetooth | 5.4対応 |
| 対応コーデック | LDAC / aptX Adaptive / AAC / SBC / LC3 |
| 連続再生時間 | 約7時間(本体のみ) |
| 総再生時間 | ケース併用で最大34時間 |
| 充電時間 | 約2時間 |
| 防水性能 | IPX7(水洗い可能) |
| 重量 | 片耳約10.8g |
| 空間オーディオ | Dolby Atmos / THX認定(PLUSモデル限定) |
| アプリ対応 | Cleer+(EQ/設定カスタマイズ可能) |
Arc 4には「無印版」($99.99)と「PLUS版」($129.99)の2種類があります。主な違いは空間オーディオの仕様です。
| 項目 | ARC 4(無印) | ARC 4 PLUS |
|---|---|---|
| 価格 | $99.99 | $129.99 |
| 空間オーディオ | Dolby Audio / THX認定 | Dolby Atmos / THX認定 |
| その他スペック | 共通 | 共通 |
実質的な差異:空間オーディオの音場表現が異なります。Dolby Atmosはより立体的な音響体験を提供しますが、オープンイヤー型という装着形式の制約があるため、密閉型イヤホンほどの差は期待できません。
Arc 4+を検討する際、最も重要な比較対象は国内で既に発売されているARC 3です。実際のところ、進化はそこまで大きくありません。
| 項目 | ARC 4 PLUS | ARC 3 | 初代ARC |
|---|---|---|---|
| Bluetooth | 5.4 | 5.4 | 5.0 |
| コーデック | LDAC / aptX Adaptive 他 | LDAC / aptX Adaptive 他 | aptX |
| 防水 | IPX7 | IPX5~6相当 | IPX4 |
| 空間オーディオ | Dolby Atmos / THX | Dolby Atmos / THX | なし |
| 連続再生 | 7時間 | 10時間 | 7時間 |
| ケース併用 | 34時間 | 40時間 | 11時間 |
| 重量 | 10.8g | 12g | 不明 |
| ドライバー | 16.2mm DBE | 同等推定 | 同等推定 |
Bluetooth 5.4への進化:ARC 3も5.4対応のため、実質的な差はありません。安定性向上を謳う製品もありますが、実装の詳細に依存します。
IPX7への強化:ARC 3がIPX5~6相当であるのに対し、Arc 4+はIPX7(水洗い可能)です。スポーツやシャワー時の使用を想定すれば、この強化は意味があります。
バッテリーの実質的な劣化:注目すべき点は、Arc 4+のバッテリーはARC 3より短いということです。ARC 3が10時間+ケース40時間なのに対し、Arc 4+は7時間+ケース34時間。総容量でARC 3が優位です。
空間オーディオは既に搭載:ARC 3もDolby Atmosを搭載しており、この点での進化はありません。
Arc 4+を日本で購入するには、輸入が必須です。実際の総額がいくらになるか、正確に計算してみましょう。
| 項目 | 概算額 |
|---|---|
| US公式価格(PLUS) | $129.99 ≈ ¥19,000 |
| 送料(転送サービス経由) | $20~40 ≈ ¥3,000~6,000 |
| 関税(1万円超は課税対象) | 10~20% ≈ ¥2,000~4,000 |
| 転送手数料 | ¥1,000~2,000 |
| 合計 | ¥25,000~35,000 |
| モデル | 価格帯 | 入手性 |
|---|---|---|
| ARC 4 PLUS(輸入) | ¥25,000~35,000 | Amazon US→転送サービス |
| ARC 3(国内) | ¥15,000~20,000 | Amazon / e☆イヤホン / 価格.com |
| 初代ARC(国内) | ¥20,000~24,000 | 市場在庫あり |
重要な気づき:Arc 4+を輸入すると、国内ARC 3より5,000~15,000円高いことになります。スペック上の進化が限定的であることを考えると、この価格差は正当化しにくいのです。
Arc 4+はまだレビューが存在しないため、上位モデルであるARC 3のレビューから、オープンイヤー型Cleerの実態を推測する必要があります。
音質面での好評:
テレワーク・通話での優位性:
装着感・快適性:
ゲーム・低遅延:
オープンイヤー特有の弱点:
接続・携帯性の問題:
価格.comでの評価例:
ARC 3のレビューを分析すると、このシリーズが向く人と向かない人が非常に明確に分かれることがわかります。Arc 4+も同じCleer設計思想を継承するため、以下の判定基準が参考になります。
1. オープンイヤー音質を理解している人
2. テレワーク・通話が多い人
3. スポーツ・アクティブ用途
4. ゲーマー(特にFPS / リズムゲーム)
1. 音漏れを気にする人
2. 低音重視の人
3. ノイズキャンセル・高機能特化
4. ケース携帯性を重視
ここで重要な指摘があります。Arc 4+は輸入流行の兆候がありません。
メディア情報の限定性:
ユーザー購入例の不在:
国内情報の欠落:
類似製品との比較:
つまり、Watchmonoの記事が「先行情報」として機能しているだけで、実際の購入層はまだ形成されていないのです。
ここまでの情報を踏まえ、実際に「Arc 4+を輸入すべきか」を判断するための実践的なガイドを提供します。
✅ ピンクカラーが絶対条件
✅ 最新Bluetooth 5.4にこだわる
✅ IPX7防水が必須条件
✅ 輸入手続きが苦にならない
✅ コスパ重視
✅ バッテリー持ち重視
✅ 即座の入手と安心が欲しい
✅ オープンイヤーの基本機能で満足
【シナリオ1】テレワーク・通話重視 → ARC 3推奨
【シナリオ2】スポーツ・アクティブ用途 → Arc 4+検討の価値あり
【シナリオ3】ゲーム・低遅延重視 → ARC 3推奨
【シナリオ4】最新技術・限定色の獲得 → Arc 4+検討の価値あり
Arc 4+を検討する際、避けられない課題があります:実機レビューが存在しないということです。
ARC 3レビューからの推測の限界:
早期購入のリスク:
推奨スタンス:
急ぐ理由がない限り、様子見推奨です。
Cleer Arc 4+は、確かに魅力的なスペックを備えています。Bluetooth 5.4、LDAC、IPX7防水、空間オーディオ、そしてピンクカラーという限定要素。しかし、輸入という手間と追加コスト、実機レビューの不在、スペック上の限定的な進化を考えると、すべての人に推奨できるわけではありません。
Arc 4+を輸入すべき人は、限定的です:
一方、ARC 3で十分な人は多いはずです:
最も重要なのは、ブログの先行情報に流されず、自分のニーズを正確に把握することです。オープンイヤー型が自分に合うのか、低音控えめな音質を受け入れられるのか、テレワークでマイク性能を活かせるのか。これらを確認した上で、コスト対効果を判断してください。
発売直後で流行の兆候がない今だからこそ、冷静に比較検討する価値があります。後悔しない選択を。
記事数の多いカテゴリから探す