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Windows 11の広告を徹底的に停止する方法【2026年最新版】

👤 いわぶち 📅 2025-12-27 ⭐ 4.8点 ⏱️ 12m

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🎙️ 音声: ずんだもん / 春日部つむぎ(VOICEVOX)

📌 1分で分かる記事要約

  • Windows 11のデフォルト設定には、スタートメニュー・通知・ロック画面などに自社アプリやサブスク推奨が組み込まれている
  • 2024年以降の更新(KB5036980など)でこれらの広告的要素がさらに増加したが、基本的な無効化方法は変わらず有効
  • 広告的要素は一括オフ機能がなく、複数の個別設定変更が必要だが、ほぼすべて無効化可能
  • 現状維持バイアス(デフォルトを変更しない心理)を利用した設計で、ユーザーが不快に感じやすい構造
  • 設定を正しく変更すれば、静かで快適なOS環境を実現できる(所要時間:約20分)

📝 結論

Windows 11に組み込まれた広告的要素は、Microsoftの経営戦略転換によるものです。OSの無料化に伴い、Microsoft 365やXbox Game Passなどのサブスクリプションサービスからの収益確保が重要になり、デフォルトで推奨表示が有効化されています。しかし、これらは個別設定で無効化可能であり、手順に従えば快適で「静かな」Windows 11環境を取り戻すことができます。


Windows 11の広告が「うざい」理由

デフォルトで目に入る主な広告的要素

Windows 11を新規インストールした直後、以下のような「おすすめ」「ヒント」「通知」が次々と表示されます:

  • スタートメニュー:新しいアプリの宣伝やゲームのプレイ促進
  • 通知パネル:OneDriveやXbox Game Passの利用勧誘
  • ロック画面:アプリケーションのバナー表示
  • 設定アプリ:「おすすめコンテンツ」セクション
  • ファイルエクスプローラー:クラウド同期機能の通知

これらは従来の「広告バナー」ではなく、「おすすめ」「ヒント」という名目で表示されるため、ユーザーが広告と認識しにくいのが特徴です。しかし、実質的にはMicrosoftの自社サービスを直接推奨する広告的要素であり、多くのユーザーが不快に感じています。

なぜデフォルトでオンになっているのか

答えは、Microsoftの経営戦略の転換にあります。

Microsoftが広告戦略を採用する背景

1. OSライセンス収入の縮小

かつてWindows OSは、パソコン購入時のプリインストール料金やボリュームライセンスが主要な収入源でした。しかし、以下の理由でこの収入モデルが機能しなくなりました:

  • Windows 10の無料配布:Windows 10の時点で、既存ユーザーへの無料アップグレードが提供されました
  • Windows 11の無料配布継続:Windows 11も同様に無料アップグレード対象となり、OSそのものの販売収入が大幅に減少
  • 企業向けライセンス競争の激化:クラウドサービスの台頭により、OSライセンスの重要性が相対的に低下

2. サブスクリプション収入への依存

Microsoftは失われたOS販売収入を補うため、以下のサブスクサービスの利用拡大に注力しています:

サービス主な特徴推奨方法
Microsoft 365クラウドストレージ(OneDrive)、Office製品スタートメニュー、通知
Xbox Game Passゲーム定額サービススタートメニュー、通知
OneDriveクラウドストレージファイルエクスプローラー、設定アプリ

これらのサービスからの月額課金収入は、OSの販売収入よりもはるかに安定性が高く、長期的な収益源となります。

3. 現状維持バイアスの活用

Microsoftは心理学的なテクニックも活用しています。現状維持バイアスとは、ユーザーがデフォルト設定を変更することなく放置しやすい心理傾向です:

  • デフォルトでオン:広告的要素をデフォルトで有効化することで、ユーザーが無意識のうちに継続的に目にする
  • 設定の複雑さ:無効化方法が一箇所ではなく、複数の設定メニューに分散しているため、ユーザーが手間を感じやすい
  • アップデート後の復帰:大型アップデート後に、一部の設定がリセットされることもあり、ユーザーが何度も設定し直す必要が生じる

この設計により、Microsoftは多くのユーザーが広告的要素を放置したままOSを使用することを期待しています。


Windows 11の広告を完全に無効化する手順

ステップ1:プライバシー設定でパーソナライズ広告をオフにする

手順:

  1. 設定アプリを開く(Win + Iキー)
  2. 左側メニューから**「プライバシーとセキュリティ」**を選択
  3. **「全般」**をクリック
  4. 以下の項目をすべてオフに切り替える:
    • 「アプリに広告IDを使用して個人用に設定された広告を表示させる」
    • 「設定アプリでおすすめコンテンツを表示する」
    • 「パーソナライズされたオファーと推奨事項」(表示される場合)

効果: Microsoftが個人の閲覧履歴やアプリ使用パターンに基づいて広告をカスタマイズすることを防ぎます。これにより、アプリベースのパーソナライズ広告が大幅に減少します。

補足: Microsoftアカウント経由の広告もオフにするには、以下の手順を実施してください:

  1. Microsoftアカウント設定ページにアクセス(account.microsoft.com)
  2. **「プライバシー」**セクションを開く
  3. **「広告とプロモーション コミュニケーションを管理する」**をクリック
  4. **「パーソナライズされた広告の設定」「ユーザーが関心のある広告を表示する」**のチェックを外す

ステップ2:スタートメニューの「おすすめ」を非表示にする

手順:

  1. 設定アプリを開く(Win + Iキー)
  2. 左側メニューから**「個人用設定」**を選択
  3. **「スタート」**をクリック
  4. 以下の項目をオフに切り替える:
    • 「ヒント、ショートカット、新しいアプリなどのおすすめを表示します」

効果: スタートメニューに表示される新アプリやゲームの宣伝がなくなります。2024年更新(KB5036980)以降、この設定でStoreアプリ広告も完全に抑制可能になりました。

確認ポイント: 設定後、スタートメニューを開いて「おすすめ」セクションが空になっているか確認してください。


ステップ3:通知からアプリ推奨を削除する

手順:

  1. 設定アプリを開く
  2. 「システム」 → **「通知」**を選択
  3. 下にスクロールして以下の項目をオフに切り替える:
    • 「Windowsを使用する際のヒントや提案を入手する」
    • 「アプリやその他の送信者からの通知」 → **「追加の設定」**内の推奨表示関連項目

効果: Game PassやOneDriveの利用勧誘通知が表示されなくなります。

補足: 個別アプリの通知を管理したい場合は、同じ「通知」設定画面で「アプリやその他の送信者からの通知」セクションから、不要なアプリの通知をオフに設定できます。


ステップ4:ロック画面のアプリバナーを非表示にする

手順:

  1. 設定アプリを開く
  2. 「個人用設定」 → **「ロック画面」**を選択
  3. **「ロック画面をカスタマイズ」セクションで、「個人用に設定」**を選択
  4. ドロップダウンメニューで以下のいずれかに変更:
    • 「画像」(単一の背景画像を表示)
    • 「スライドショー」(複数の背景画像を自動切り替え)
    • 「Windowsスポットライト」以外の選択肢

注意: 「Windowsスポットライト」を選択すると、広告的なコンテンツが表示される可能性があります。

効果: ロック画面に表示されるアプリバナーが消え、背景画像のみが表示されるようになります。


ステップ5:ファイルエクスプローラーの同期通知を無効化

手順:

  1. ファイルエクスプローラーを開く
  2. 上部メニューから**「表示」**をクリック
  3. **「オプション」**を選択(または「…(もっと見る)」 > 「オプション」
  4. 表示」タブを開く
  5. 同期プロバイダーの通知を表示する」のチェックを外す
  6. **「OK」**をクリック

効果: OneDrive同期に関する通知が表示されなくなります。

補足: OneDriveの同期機能自体を使用している場合、この設定でも同期は継続されます。あくまで「通知表示」を無効化するだけです。


ステップ6:Microsoft Edgeブラウザ内の広告設定を調整(オプション)

手順:

  1. Microsoft Edgeを開く
  2. 右上の「…(その他)」をクリック
  3. **「設定」**を選択
  4. 左側メニューから**「プライバシー、検索、サービス」**を選択
  5. **「個人用設定 & 広告」**セクション内の以下をオフに切り替える:
    • 「パーソナライズされた広告」
    • **「トラッキング防止」**を「厳密」に設定

効果: Edgeで閲覧データに基づいたパーソナライズ広告が表示されなくなります。

高度な方法: さらに詳細な広告ブロックが必要な場合、HOSTSファイルを編集して広告サーバーをブロックする方法もあります。ただし、この方法はテクニカルなため、専門ガイドの参照やダウンロードツール(AdGuardなど)の使用が推奨されます。


追加のTipsと注意点

グループポリシーやレジストリ編集による詳細設定

上記の標準設定で不十分な場合、Windows 11 Pro/Enterprise版では以下の方法が利用可能です:

グループポリシーエディタ(gpedit.msc)を使用:

  1. Win + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開く
  2. gpedit.mscと入力して実行
  3. 「コンピュータの構成」「管理用テンプレート」 → **「Windows コンポーネント」**を展開
  4. **「探索的コンテンツ」または「Cloud Content」**関連の項目を無効化

注意: この方法はWindows 11 Home版には対応していません。

2024-2025年のアップデートによる変化

2024年以降の大型アップデート(特にKB5036980など)では、スタートメニューやロック画面の広告が一時的に増加する傾向が見られました。しかし、基本的な無効化方法は変わらず有効です。アップデート後に一部の設定がリセットされた場合は、上記の手順を再度実施してください。

最新状況(2026年時点)

Windows 11の更新で広告が継続的に増えている傾向にあります。これら設定は24H2以降も有効ですが、将来のアップデートで新しい広告形式が導入される可能性があります。定期的に設定を確認し、必要に応じて調整することをお勧めします。

AdGuardなどのサードパーティツールによる補完

標準設定だけでは対応しきれない場合、AdGuardなどの広告ブロックツールで補完可能です。ただし、これらのツールはシステムリソースを消費するため、必要に応じた導入をお勧めします。

効果確認のポイント

設定を変更した後、以下の点を確認してください:

  • スタートメニューを開く:「おすすめ」セクションが空になっているか
  • 通知パネルを確認:新しい推奨通知が表示されていないか
  • ロック画面を確認:背景画像のみが表示されているか
  • 設定アプリを開く:おすすめコンテンツが表示されていないか
  • ファイルエクスプローラーを操作:OneDrive関連の通知が表示されていないか

追加の懸念点と対策

1. 制限事項と互換性

サードパーティアプリの通知: OSの設定で無効化できるのはMicrosoft純正機能に限られます。サードパーティアプリの推奨通知は、各アプリの個別設定で管理する必要があります。

Enterprise環境での制限: 組織管理下のWindows 11では、グループポリシーによって一部の設定が制限される場合があります。

2. Microsoft 365期限切れ時の全画面広告

現状: 一部のInsider(テスト版)ユーザーに対して、Microsoft 365サブスクリプションの期限が切れた場合に、起動時に全画面広告が表示されるテストが実施されています。

対策:

  • 現在のところ、この機能は限定的なテスト段階です
  • 将来的に全ユーザーに拡大される可能性があるため、注視が必要です
  • Microsoft 365の自動更新設定を確認し、期限切れを防ぐことが最善の対策です

3. 広告システムのバグによる応答不能

現状: 稀に、広告取得システムのバグにより、Windows全体が応答不能になる事例が報告されています。

対策:

  • 最新のWindows Updateを適用する
  • 問題が発生した場合は、セーフモードで起動してトラブルシューティングを実施する

4. ブラウザのポップアップ広告

現状: 有害なポップアップ広告は、OSの設定ではなくブラウザレベルで対処が必要です。

対策(Microsoft Edgeの場合):

  1. Edgeを開く
  2. 「設定」 → **「プライバシー、検索、サービス」**を選択
  3. セキュリティ」セクションで「ポップアップブロック」をオンに設定

対策(ウイルス対策):

  • 定期的にウイルススキャンを実施する
  • 信頼性の低いサイトへのアクセスを避ける

macOSとの比較:Windows 11は本当に劣っているのか

「Windows 11の広告が多いなら、macOSに乗り換えるべきでは?」という疑問が生じるかもしれません。しかし、これは単純な比較ではありません。

広告面での比較

項目Windows 11macOS
OS本体の広告多い(設定でオフ可能)少ない
App Storeのおすすめありあり
ブラウザ統合Edge推奨表示ありSafari推奨表示あり

macOSは確かにOS本体の広告が少なく、ユーザー体験がより「静か」です。しかし、App Storeレベルでのおすすめ機能は存在し、完全に広告がないわけではありません。

全体的な比較

項目Windows 11macOS
互換性ソフト・周辺機器が豊富Appleエコシステム連携が強い
市場シェア約74%(企業向けに強い)約16%(個人・クリエイティブ向け)
価格低い(様々なハードウェア選択肢)高い(Apple製品のみ)
拡張性高い低い
学習リソース豊富限定的

結論

macOSが「優れている」かどうかは、用途と優先順位によって決まります

  • 広告の少なさを最優先する場合:macOSが有利
  • 業務ソフトの互換性を重視する場合:Windowsが有利
  • 初期投資を抑えたい場合:Windowsが有利
  • Appleデバイスと連携したい場合:macOSが有利

Windows 11の広告は確かに不快ですが、上記の手順で大部分を無効化できます。「広告が少ない」という理由だけでOSを乗り換えるのではなく、自分の用途に最適なプラットフォームを選択することが重要です。


実践的なアドバイス:快適なWindows 11環境を作る

推奨される設定の優先順位

すべての設定を一度に実施するのは大変な場合、以下の優先順位で実施することをお勧めします:

  1. 最優先(最もうざい):スタートメニューのおすすめ、通知のおすすめ、プライバシー設定でのパーソナライズ広告オフ
  2. 高優先度(頻繁に目に入る):ロック画面のカスタマイズ、設定アプリのおすすめ
  3. 中優先度(気になる場合):ファイルエクスプローラーの同期通知、Microsoft Edgeの広告設定
  4. 低優先度(将来への備え):グループポリシー編集、Microsoft 365期限切れ時の設定確認

設定後の確認ポイント

設定を変更した後、以下の点を確認してください:

  • スタートメニューを開く:「おすすめ」セクションが空になっているか
  • 通知パネルを確認:新しい推奨通知が表示されていないか
  • ロック画面を確認:背景画像のみが表示されているか
  • 設定アプリを開く:おすすめコンテンツが表示されていないか
  • システムトレイを確認:OneDrive関連の通知が表示されていないか

定期的なメンテナンス

大型のWindows Updateの後、一部の設定がリセットされることがあります。定期的(例:月1回または大型アップデート後)に上記の設定を確認し、必要に応じて再調整することをお勧めします。

特に以下のアップデート後は設定確認が重要です:

  • 季節ごとの大型更新(例:24H2など)
  • セキュリティパッチ適用後
  • 新機能追加が含まれるアップデート後

よくある質問(FAQ)

Q1:すべての広告を完全に削除できますか?

A: 上記の手順で、Windows 11に組み込まれた主要な広告的要素のほぼ100%を無効化できます。ただし、Microsoftが将来新しい広告形式を導入した場合は、追加の対応が必要になる可能性があります。

Q2:設定を変更するとシステムに悪影響がありますか?

A: ありません。これらの設定は、Microsoftが公式に提供している設定項目であり、変更してもシステムの安定性や機能に影響を与えません。

Q3:アップデート後に広告が戻ってきた場合はどうすればいいですか?

A: 大型アップデート後に一部の設定がリセットされることがあります。その場合は、上記の手順を再度実施してください。

Q4:Windows 11 Home版でもすべての設定が可能ですか?

A: はい。本記事で紹介した標準設定(設定アプリでの変更)はすべてのWindows 11エディション(Home、Pro、Enterprise)で利用可能です。ただし、グループポリシーエディタ(gpedit.msc)はPro/Enterprise版のみです。

Q5:ウイルス対策ソフトは必要ですか?

A: Windows 11には標準でWindows Defenderが搭載されており、基本的なウイルス対策は可能です。ただし、より高度な保護が必要な場合は、信頼性の高いサードパーティ製ウイルス対策ソフトの導入をお勧めします。


まとめ:Windows 11を「あなたのOS」に取り戻す

Windows 11に組み込まれた広告的要素は、Microsoftの経営戦略による必然的な結果です。OSの無料化に伴い、サブスクリプションサービスからの収益確保が不可欠になり、その結果としてデフォルトでおすすめ機能が有効化されています。

しかし、これらは決して「避けられない」ものではありません。上記の手順に従えば、ほぼすべての広告的要素を無効化でき、静かで快適なWindows 11環境を実現できます。

**設定を変更するのに必要な時間は約20分程度です。**この短い時間の投資により、その後のWindows 11の利用体験が大幅に改善されます。

Microsoftの経営戦略に翻弄されるのではなく、自分のニーズに合わせてOSを「カスタマイズ」する。それが、現代のデジタル環境で快適に過ごすための第一歩なのです。

2026年時点でも、これらの設定方法は有効です。定期的にメンテナンスを行い、常にクリーンで快適なWindows 11環境を維持することをお勧めします。

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