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Noble Audio FoKus Rex5は買う価値あり?5ドライバー搭載TWS、リスニング用途の実態を徹底検証

👤 いわぶち 📅 2025-12-20 ⭐ 4.2点 ⏱️ 20m
Noble Audio FoKus Rex5は買う価値あり?5ドライバー搭載TWS、リスニング用途の実態を徹底検証

ポッドキャスト

🎙️ 音声: ずんだもん / 春日部つむぎ(VOICEVOX)

📌 1分で分かる記事要約

  • Noble Audio FoKus Rex5は、5ドライバー搭載の高解像度TWSで、リスニング用途では十分な購入価値があるハイエンドモデルです
  • **素のチューニングはリスニング寄り(低域リッチ+中高域華やか)**で、完全なフラットモニター志向ではありませんが、AudiodoパーソナライズとアプリEQで調整可能です
  • 価格は税込69,300円(最安62,370円)で決して安くはありませんが、TWSとしては解像度・セパレーション・多機能性で圧倒的なポジションを占めています
  • ユーザーレビューは音質と解像度を絶賛する声が大多数ですが、素のチューニングが分析的に感じられるという指摘もあり、EQ調整前提での購入が理想的です
  • 予算が限定的な場合は、同じNoble FoKus Amadeusが44,550円からの代替候補として、高域の超高音性能を維持しながら価格を抑えられます

📝 結論

Noble Audio FoKus Rex5は、リスニング用途で高い音質と解像度を求めるユーザーにとって、確かに購入価値のあるハイエンドTWSです。ただし、素のチューニングはリスニング寄りに味付けされており、完全なフラットモニター志向ではないため、自分の好みに合わせてEQ調整する前提での購入を推奨します。また、K612 Proのようなオープン型ヘッドホンからの「置き換え」ではなく、外出用の「セカンド機材」として位置づけるのが現実的です。


FoKus Rex5とは:Noble Audioの最新フラッグシップTWS

ネーミングと基本コンセプト

Noble Audio FoKus Rex5の「Rex」はラテン語で「王」を意味し、「5」は5基のドライバー搭載を表しています。このネーミングからも分かる通り、メーカーは本機を**“ハイエンドTWSの王”として位置づけている**フラッグシップモデルです。

これまでのFoKusシリーズは音質に定評がありながらも、ANCや接続機能などの利便性面で課題があると指摘されていました。FoKus Rex5は、そうした弱点を補いつつ、有線IEM並みの高音質とTWSの利便性を両立させるというコンセプトで開発されました。

狙いのユーザーは以下の3つのカテゴリーに分けられます:

  1. 有線Noble IEMユーザー:既に有線モデルで高音質を経験しており、ワイヤレスの利便性も欲しい層
  2. 音質重視のTWS難民:AirPods ProやSonyなどの一般的TWSでは満足できず、本当に高い音質を求める層
  3. Android&LDAC愛好家:ハイレゾストリーミングをLDACで楽しみたい、AndroidユーザーやDAP所有者

名前の由来と設計思想

「Rex(王)」という名称は、単なるマーケティング的なネーミングではなく、「すべての機能において最高峰を目指す」という設計思想を反映しています。5ドライバーという複数のドライバーをTWSの小さな筐体に詰め込むことで、各帯域を専門的に担当させ、結果として高い分離感と解像度を実現しようという狙いです。


5ドライバー構成の詳細:技術的特徴を深掘り

トライブリッド5ドライバーシステムの構成

FoKus Rex5の最大の特徴は、片側あたり5基のドライバーを搭載するトライブリッド構成です。完全ワイヤレスイヤホンの小さな筐体にこれだけのドライバーを詰め込むのは、設計的に非常に難しく、同価格帯の他社製品ではほぼ見られません。

具体的なドライバー構成は以下の通りです:

1. 10mmダイナミックドライバー(1基)

  • 役割:主に低域(特にサブベース)を担当
  • 特徴:大型の振動板で深く沈み込む低音を実現
  • 設計意図:EDMやベースミュージックなど、低域の迫力が必要なジャンルでの満足度を確保

2. BAドライバー(3基)

  • 役割:中高域の解像度と分離感を担当
  • 特徴:バランスドアーマチュア型の小型ドライバーで、素早い応答性と正確な音像定位を実現
  • 設計意図:複数基配置することで、ボーカルから楽器の細部まで、情報量豊かに再現

3. 6mmプラナードライバー(1基)

  • 役割:超高域(20kHz以上)と高域の情報量、スピード感を担当
  • 特徴:プラナー型ドライバーの特性を活かし、きらびやかで伸びのある高域を実現
  • 設計意図:従来のBA単体では表現しきれない、超高域の透明感と輝きを追加

スペック面での特徴

FoKus Rex5のスペックを見ると、**「TWSというより、有線IEM寄りの仕様」**という特徴が見えてきます:

項目仕様解釈
再生周波数帯域20Hz–40kHz一般的なTWSは20Hz–20kHzが標準。40kHzまで対応は有線イヤホン並み
感度104dB @1kHz出力が小さいアンプでも十分な音量が得られる
インピーダンス32Ω比較的低いインピーダンスで、TWSの小さなアンプでも駆動しやすい
出力5mWTWS基準では標準的だが、有線イヤホンと比べると限定的

これらのスペックは、**「有線IEMの音質基準を目指しつつ、TWSの制約条件下で最適化した」**という設計哲学を示しています。


サウンドシグネチャー:「リスニング寄りの高解像度」という立ち位置

低域:力強さと引き締まりの両立

FoKus Rex5の低域は、ユーザーレビューとメーカー表現から見ると、**「量感はしっかり出しつつ、輪郭はタイト寄り」**という特徴があります。

具体的には:

  • サブベース(50Hz以下):深く沈み込み、存在感がはっきりしている
  • ミッドベース(50–200Hz):引き締まった輪郭で、ベース音の個々の音符が明確に聞き取れる
  • ベースの量感:決して過度ではなく、「楽しい」というより「正確に再現」という印象

価格.comのユーザーレビューでも「低音が弱く感じる」という指摘もあり、これは同時発売のFoKus Amadeusと比較した場合に相対的に量感が少ないということを示唆しています。つまり、**「リスニング寄りながら、完全なドンシャリではない」**という立ち位置です。

フラットなモニター志向のユーザーから見ると、素の状態では低域がやや盛られていると感じるはずですが、アプリEQで調整することで、より中立的なバランスに寄せることは十分可能です。

中域:「極上の中音域」という表現の真意

メーカーが「極上の中音域」と表現するFoKus Rex5の中域は、**「ボーカルや楽器が自然に浮き出る」**という特徴があります。

これは、低域がしっかり出ている一方で、中域がマスクされにくいというバランスの取り方が秀逸だからです。通常、低域を強調するとボーカルが埋もれやすくなりますが、FoKus Rex5では:

  • BAドライバーの複数配置で中高域の情報量を確保
  • 適切なクロスオーバー設計で各ドライバーの役割を明確に分離
  • チューニングで、低域と中域が干渉しないように調整

という工夫により、「低域の迫力と中域のクリアさが同居」という難しいバランスを実現しています。

ただし、価格.comのユーザーレビューでは「サウンドが分析的に感じられ、音楽に没入しにくい」という指摘もあり、これは**「楽器や声が正確に分離して聞こえるがゆえに、音の一体感が失われる」**という、高解像度イヤホンに共通の課題を示唆しています。

高域:きらびやかさと聴き心地の両立

プラナードライバーを採用したFoKus Rex5の高域は、**「クリアで伸びのあるきらびやかさを持ちながら、刺さりにくい」**という特徴があります。

  • 超高域(10kHz以上):粒立ちが細かく、シンバルやハイハットが透明感を持って聞こえる
  • 刺さり感:適切に抑えられており、長時間のリスニングでも疲れにくい
  • 情報量:高域の細部(例:ボーカルのブレスノイズ、弦楽器の弓の動き)が細かく再現される

これは、プラナー型ドライバーの特性(応答性が高く、瞬発力がある)と、メーカーのチューニング(高域をやや華やかに調整しつつ、ピークを避ける)の組み合わせによって実現されています。

全体的な音の傾向:「楽しく洗練された」の意味

メーカーが「楽しく洗練された」と表現するFoKus Rex5の音は、以下のように整理できます:

観点特徴
ジャンル適性EDM、ポップス、ロックなど、低域の迫力が活きるジャンルに◎。クラシックやアコースティック音楽では、やや華やか過ぎるかもしれない
リスニング性「聴き込む」のに適した、情報量豊かで分離感の高い音作り
モニター性完全なフラットではなく、「リスニング寄りのHi-Fi」という位置づけ
調整性EQで大きく変わるため、素の音だけで判断するのは危険

ユーザーレビューの実態:肯定と批判の両面から

肯定的な評価が多い理由

FoKus Rex5に対するユーザーレビューは、音質と解像度を絶賛する声が圧倒的多数派です。その理由を分析すると:

1. 高音質・解像度への満足度が高い

「深く沈み込む低音の存在感があり、一つ一つの音の解像度も高く音質はとても良い」「高域は良く伸びる綺麗な高域で、音場も広く感じる」といった評価が多数見られます。これは、5ドライバー構成の設計がしっかり機能していることを示しています。

特に、有線イヤホンからの乗り換えユーザーや、オーディオに詳しい層からは、「TWSながらこのレベルの解像度は珍しい」という高い評価を受けています。

2. マルチドライバーの利点が実感できる

「超クリーンで楽器セパレーションが抜群」という評価は、複数のドライバーが各帯域を専門的に担当することの恩恵を示しています。これにより、楽器一つ一つが独立して聞こえ、音の立体感が増すという効果が実現されています。

3. カスタマイズ性への評価

Audiodoパーソナライズと10バンドEQという強力なカスタマイズツールへの評価は非常に高く、「調整次第で最高クラスのサウンド」「サウンドカスタマイズ性で圧倒」という声が多数あります。

自分好みに追い込みたいオーディオ愛好家にとって、この**「調整の自由度の高さ」**は非常に大きな価値があるのです。

4. 装着感と付属品への満足

「イヤーピースの種類が豊富で驚いた」「フィット感も良く、長く付けていても痛くならない」という評価から、ハード面での品質も高いことが分かります。ハイエンド価格帯の製品だけに、こうした細部への配慮が評価されています。

批判的な評価と懸念点

一方で、FoKus Rex5に対する批判的な意見も存在し、購入前に理解しておくべき課題があります:

1. デフォルトチューニングの問題

「下中域が薄め、上中域(2kHz以上)が強調されボーカルがシャープ」「低域のボディ不足」という指摘は、素の状態でのチューニングがやや癖があることを示唆しています。

これは、メーカーが「リスニング寄りながら、解像度優先」という設計方針を取ったために、「バランスの良さ」より「情報量の多さ」を優先した結果だと考えられます。

つまり、「EQ調整なしで、そのまま使って満足」というユーザーには、やや癖のある音に感じられる可能性があるのです。

2. 「分析的」に感じられるという指摘

kakaku.comのユーザーレビューで「解像度はFoKus Prestigeより高いが、サウンドが分析的に感じてあまり楽しさを感じない」「一つ一つの音が散らばって鳴っているのが気になり、音楽に集中できない」というコメントがあります。

これは、高解像度イヤホンに共通の課題で、「音が正確に分離しすぎるがゆえに、音楽としての一体感が失われる」という現象です。クラシックやジャズなど、音の融合を楽しむジャンルでは、やや冷たく感じられるかもしれません。

3. ANC・通話機能は「最高峰ではない」

「機能やANCを最重視する人には向かない」「Technics EAH-AZ100の方がANC・トランスペアレンシー・マイク品質は優秀」という比較レビューがあります。

つまり、FoKus Rex5は**「音質最優先」で、ANCや通話品質は「実用レベル」**という位置づけです。もし、ANC性能を最重視するなら、他機種の方が適切かもしれません。

4. 操作カスタマイズの制限

「左側長押し固定で変更不可」という操作面での不満も報告されており、細かいUIの使い勝手では、他モデルに劣る可能性があることを示しています。


K612 Proユーザーからの買い替え検討:別機材として持つべき理由

音の方向性の違い:置き換えではなく使い分けが正解

K612 Proはオープン型のモニター寄りヘッドホンで、以下の特徴があります:

  • 開放感のある広い音場
  • ニュートラルなチューニング
  • 長時間装着での自然な聴き心地
  • 有線接続による安定性と音質

一方、FoKus Rex5は密閉型の完全ワイヤレスイヤホンで:

  • 低域の迫力と閉鎖感
  • リスニング寄りの味付けされたチューニング
  • 高い遮音性と機動性
  • ワイヤレスの利便性

これら2つは**「音の方向性が全く異なる」**ため、「K612 Proの置き換え」という考え方は現実的ではありません。

推奨される使い分け方

K612 Proを残しつつ、FoKus Rex5を外出用セカンドとして追加するというアプローチが、最も実用的です:

用途推奨機材理由
デスク作業・制作K612 Pro開放感と自然な音場が必要
長時間リスニングK612 Pro装着感の快適さ、開放型ならではのラクさ
外出・通勤FoKus Rex5ワイヤレス、ANC、遮音性
音場を活かしたいK612 Pro頭外定位、立体感
低域の迫力を楽しみたいFoKus Rex5密閉型の低音の沈み込み

完全置き換えを検討する場合の条件

もし、「家でもワイヤレスの気軽さを最優先したい」という場合は、K612 Proからの完全置き換えもあり得ます。ただし、以下の点を理解した上で判断してください:

  1. 音場の広さが失われる:密閉型なので、K612 Proのような開放感は得られません
  2. 装着感の違い:ヘッドホンとイヤホンでは、つけっぱなしでのラクさが大きく異なります
  3. チューニング傾向:K612 Proのニュートラルさから、FoKus Rex5のリスニング寄り味付けへの変更です

フラットなモニター志向のユーザーへの現実的なアドバイス

素のチューニングは「完全フラット」ではない

あなたが「フラットなモニター寄りが好き」という場合、FoKus Rex5の素のチューニングは**「期待を下回る可能性が高い」**です。理由は:

  • 低域がやや盛られている:フラットより厚みがある
  • 中高域が華やか:分析的で、やや派手に聞こえる可能性がある
  • 全体的に「リスニング寄り」:モニター的な中立性ではなく、楽しさを優先した調整

EQ調整でモニター寄りに寄せることは可能か

FoKus Rex5の強力なアプリEQとAudiodo パーソナライズを使えば、「ほぼモニター寄り」に近づけることは十分可能です。

具体的には:

  1. 低域の削減:100Hz付近をマイナスにして、厚みを減らす
  2. 中高域の抑制:2kHz–5kHz帯をマイナスにして、華やかさを抑える
  3. Audiodo補正:聴力テストで個人の聴覚特性を測定し、補正カーブを適用

これらの調整により、「フラットに近い、モニター的な音」を実現することはできます。ただし、**「EQ調整前提での購入」**という前提条件があることを忘れてはいけません。

素フラット最優先の場合の代替案

もし、「素の状態がフラットであることを最優先」したい場合は、以下の選択肢を検討してください:

  1. Sonyの高級モニター志向TWS:スタジオ用途を想定した、より中立的なチューニング
  2. 他社のスタジオ向けモデル:モニター寄りをコンセプトにした製品
  3. FoKus Rex5の下位モデル:Amadeusなど、より素のバランスが取れたモデル

価格帯と代替案の検討

価格情報の現状

FoKus Rex5の価格は:

  • メーカー希望小売価格:69,300円(税込)
  • 最安価格:62,370円(税込)(価格.com、e☆イヤホンなど複数店舗で確認)
  • 価格帯の幅:62,370円~71,935円程度で変動

この価格帯は、**「TWSとしては最高峰クラス」**であり、一般的なプレミアムTWSの2倍以上の価格です。

「高い」と感じる場合の代替案

予算が限定的な場合、以下の代替案を検討してください:

1. Noble FoKus Amadeus(44,550円~49,500円)

これは、同じNoble Audioの下位モデルで、**「複数層構造の複合ドライバー」**を採用しています。

  • ドライバー構成:8.3mm 鈦陶三層複合動圈(シングルドライバーながら3層構造で高・中・低を分担)
  • 高域の特徴:陶瓷表面鍍層により、高周波細部が延伸し、超高音が清澈に聞こえる
  • 価格差:Rex5より約2万円安い
  • メリット:軽量、12時間再生、LDAC対応、高域クリア
  • デメリット:5ドライバー構成ほどの分離感は得られない

Amadeusは、「複数層構造で実質的にマルチドライバー対応」と見なすことができ、**「フラット志向でありながら、高域の超高音がしっかり聞こえる」**という特徴があります。

2. 他社のモニター寄りTWS

SonyやAudio-Technicaなど、他社のスタジオ志向モデルは、素のチューニングがより中立的である傾向があります。ただし、Noble Audio特有の「複数ドライバーによる高い解像度」は期待できないかもしれません。

価格と価値のバランス:買う価値があるのか

FoKus Rex5が「買う価値あり」と判断できるのは、以下の条件を満たす場合です:

買う価値がある場合

  • TWSで「本当に高い音質」を求めている
  • EQ調整を前提に、自分好みに追い込みたい
  • LDAC対応でハイレゾストリーミングを楽しみたい
  • 複数ドライバーによる高い解像度・セパレーションに価値を感じる
  • 予算に余裕がある

買う価値が薄い場合

  • 素の状態で「完全フラット」であることが必須
  • ANC性能を最優先している
  • 予算が限定的で、Amadeus程度が上限
  • 「気軽に使える」ことを最優先している

まとめ:FoKus Rex5購入判断のチェックリスト

FoKus Rex5の購入を検討する際、以下のチェックリストを参考にしてください:

購入前に確認すべき項目

項目確認内容判定
音質志向「TWSでも高い音質を求める」か○ならGO
チューニング受け入れ「リスニング寄りの味付けを受け入れられるか」か○ならGO
EQ調整意欲「自分好みにEQを調整したいか」か○ならGO
用途の明確性「外出用セカンドとして位置づけられるか」か○ならGO
予算「62,000円以上の投資に納得できるか」か○ならGO
LDAC対応「ハイレゾストリーミングを活用できるか」か△でもOK
ANC重視度「ANC性能は『実用レベル』で妥協できるか」か○ならGO

最終判定

リスニング用途で、かつ音質と解像度を重視するなら、FoKus Rex5は確かに買う価値のあるハイエンドTWSです。ただし、「素のフラットなチューニング」を最優先する場合は、試聴の上で判断するか、Amadeusなどの代替案を検討することを強く推奨します。

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