ドスパラBTOパソコンメモリ高騰在庫不足ガレリアPC購入2025年
ドスパラの受注状況2025年版|メモリ高騰で今後逼迫する可能性を考察
👤 いわぶち
📅 2025-12-29 ⭐ 4.5点 ⏱️ 10m
ポッドキャスト
🎙️ 音声: ずんだもん / 春日部つむぎ(VOICEVOX)
📌 1分で分かる記事要約
- ドスパラは現在もBTOパソコンの受注を受け付けており、年末年始もWEB注文は継続中です
- デスクトップPCは納期が3週間以上に延びており、在庫逼迫の兆候が見られます
- AIデータセンター需要でメモリ価格が2.8倍以上に高騰し、2027年後半まで不足が続く見通しです
- マウスコンピューターなど他社では販売一時停止や大幅値上げが始まっており、ドスパラも同様の影響下にあります
- 購入を検討している場合は、2025年内の早期注文と低スペック構成・即納モデルの選択をお勧めします
📝 結論
ドスパラは現在も受注を継続していますが、メモリ不足・材料不足による逼迫リスクは非常に高く、今後受注制限や納期のさらなる長期化が予想されます。購入を考えている方は、欲しい構成が選べるうちに早めの注文が重要です。
ドスパラとガレリアについて
ドスパラは、日本のパソコンメーカーサードウェーブ(THIRDWAVE)が展開するPCショップチェーンです。自社ブランドのBTOパソコンを企画・製造・販売しており、その中でもガレリア(GALLERIA)がゲーミングPCブランドとして知られています。
つまり「ガレリア=ドスパラ(サードウェーブ)のゲーミングPC」という位置づけで、ドスパラの店舗やオンラインサイトで購入できます。
現在のドスパラの受注状況
受注は継続中だが、納期が大幅に延びている
2025年12月時点での状況:
- ドスパラ公式サイトではBTOパソコンの注文受付を通常通り行っており、年末年始も「WEBからのご注文は常時承ります」と明記されています
- ただし、デスクトップPCは「生産が追いつかず納期が長期化」し、3週間程度での出荷が目安とされています
- 即納・短納期モデルはほぼ完売状態で、在庫逼迫の兆候が明らかです
受注停止は現時点では公表されていない
「メモリ高騰を理由にドスパラが受注そのものを公式に制限・停止している」という公表情報は確認できません。ただし、特定のメモリ容量構成が選べない、納期が長くなるといった個別の影響は出ている可能性があります。
メモリ不足が深刻化している背景
AIデータセンター需要で供給が追いつかない
メモリ価格の急騰は、以下の要因が重なっています:
- AI・データセンター需要の急増: 大規模言語モデルの学習・推論にはHBM(高帯域幅メモリ)が必要で、Samsung・SK Hynixなどメーカーが優先的にこちらに生産をシフト
- PC用メモリ供給の削減: その結果、一般向けのDDR5・DDR4メモリの供給が不足
- 価格高騰: 2025年12月時点でメモリ価格は2~5倍レベルまで高騰しており、PC製造コストが急増
Crucialブランド廃止の衝撃
Micronが2026年2月にCrucialブランド(一般向けメモリ)を廃止することも発表されており、供給がさらに逼迫する見通しです。
他社の動きから見えるドスパラの今後
大手メーカーの対応状況
メモリ不足の影響は、すでに業界全体に波及しています:
| メーカー | 対応内容 |
|---|
| マウスコンピューター | 販売一時停止、2026年1月値上げ予定 |
| ツクモ | 注文殺到で販売一時停止 |
| Lenovo | 2026年1月値上げ予定 |
| Dell | すでに30%値上げ実施 |
| ドスパラ | 受注継続中だが、納期延長・在庫逼迫の兆候 |
長期化予測
IDCやロイターの調査によると、メモリ・ストレージ不足は2027年後半まで続く見通しです。その間、PC価格の急騰・構成変更(例:16GB→12GB)が常態化する可能性が高いとされています。
ドスパラで購入する場合の対策
今すぐ実行すべき対策
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2025年内の早期注文を優先する
- 2026年以降、さらに在庫が逼迫する可能性が高いため、欲しい構成が選べるうちに注文するべき
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低スペック構成や即納モデルを検討する
- 高スペック構成(特に32GB以上のメモリ)は選択肢が限定される可能性あり
- 即納モデルは比較的在庫が安定している傾向
-
ノートPCも検討対象に
- デスクトップPCより納期が短い傾向にあるため、用途が合えば検討の価値あり
-
公式サイトで最新情報を確認する
- ドスパラの公式サイトの商品ページ(カスタマイズ欄の選択肢や在庫表示)や、お知らせ・ニュースリリースで最新情報を確認
他店との比較も視野に
SEVEN・アーク・FRONTIERなど他店もセール中ですが、在庫確認が必須です。複数店舗を比較して、納期と価格のバランスが取れた選択をお勧めします。
まとめ:今が購入の判断時期
ドスパラは現在も受注を受け付けていますが、以下の点から今後逼迫する可能性は非常に高いです:
- メモリ不足が2027年後半まで続く見通し
- 大手メーカーでは販売停止や大幅値上げが始まっている
- ドスパラの納期も既に3週間以上に延びており、在庫に余裕がない状況
購入を検討している方は、欲しい構成が選べるうちに早めの注文を強くお勧めします。 納期の長期化や価格上昇を避けるためにも、2025年内のアクションが重要です。