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エンジニアあるあるですが、僕も深夜にスマホやコーディングをしまくる習慣がありました。納期が迫ると、ついつい夜中まで画面を眺めてしまう。その結果、何が起きるか。
強い光が脳を刺激して覚醒状態が続き、疲れ果てるまで突っ走ることになります。 そして寝た後も睡眠の質が悪いから、翌朝の寝起きは最悪。目覚まし時計の爆音で無理やり起こされるような感覚で、朝から疲れている状態で仕事を始める…という悪循環に陥っていました。
このままではダメだと気づいたのは、今年の秋口。「自律神経を整えよう」という漠然とした思いから、朝習慣を見直すことにしたんです。
まず取り組んだのが、起床方法の変更です。
人間が音で起きるというのは、生物学的に見れば「危機が差し迫っている非常事態」を意味します。だから爆音で叩き起こされると、朝から交感神経が過剰に刺激されてしまう。一方、光で起きるのは朝日で目覚めるのと近いため、自然で気持ちの良い目覚めになるんです。
そこで光目覚まし時計を導入しました。
導入前は、スマホのアラームで無理やり起きていたので、起床の質は本当に悪かった。でも光目覚ましに変えてからは、朝日のように徐々に明るくなる光で自然に目が覚めるようになりました。気分も全然違う。これだけで「あ、今日も頑張ろう」という気持ちになれるんです。
次に始めたのが、朝の散歩習慣。
毎朝午前7時から15分ほど、距離にして800m程度を散歩しています。うちには犬がいるので、犬の散歩を兼ねています。犬は朝から元気いっぱいなんですが、僕がまだ寝ぼけているかもしれないので、車通りには注意ですね。
散歩に出ると、朝のだるさが一気に抜けて気分が良くなります。 特に天気の良い日に朝日を浴びると、もう最高。季節が進んで寒くなってきた今は、冷たい空気と日光の暖かさのコントラストが心地よい。
この15分の散歩が、自律神経のスイッチを副交感神経から交感神経へ切り替えるのに十分なんだと感じています。
正直に言うと、朝の起床後に完全にスマホを断つことはできていません。でも重要なのは、光目覚ましと散歩という習慣を優先することです。
スマホを見るのはその後。まずは自然な光で起きて、犬と一緒に外の空気を吸って、それから一日を始める。この順序を守るだけで、心身の状態が全く違うんです。
もし朝習慣を取り入れたいなら、できるところから少しずつ実践することをおすすめします。
いきなり光目覚まし時計を購入しても、合わなかったら無駄になる可能性があります。だから、まずはお金をかけず簡単にできることから試してみてください。
段階的なアプローチ:
無理なく続けることが最優先。派手な変化を求めず、小さな改善の積み重ねが自律神経を整える最短路だと思います。
深夜のコーディング生活で乱れた自律神経は、朝の3つの習慣で劇的に改善しました。
これらは派手な変化ではありませんが、毎日の積み重ねが確実に仕事の質と生活の質を高めています。年末に向けて忙しくなる時期だからこそ、朝習慣で自分の基盤を整えておくことが大事なんだと感じます。
完璧を目指さなくていい。明日の朝、カーテンを開けて、5分だけ外に出てみてください。犬がいなくても、コーヒーを持って散歩するだけで十分です。
その小さな一歩が、あなたの自律神経を整える第一歩になるかもしれません。
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